日時
2022年4月27日(水)14:00~15:30
内容
「認知症を知ろう!」
・講話、DVD「認知症と向き合う」視聴
講師
中野洋子 氏 (公益社団法人認知症の人と家族の会 大分県支部)
会場
大分県看護研修会館 3階 大研修室
参加者
地域住民 23名 ボランティアナース 5名 協会職員 2名
その他
めじろん体操(座位バージョン)
健康相談、健康計測(血圧測定、血管弾力チェック測定、血中酸素飽和濃度測定)
訪問看護・介護関係相談《訪問看護ステーションおおいた》
「認知症」・・・心配だけど、なかなか人には相談しづらい。
認知症って、何もわからなくなるの?
自分がなった時、自分で気付けるの?
心配や不安を持つ人は多いようです。
今回、お話とDVDの映像を見ながら、「認知症」への理解を深めました。
「認知症」は、病名ではなく、記憶の障害(物忘れ)から、生活に支障が起きた状態をいいます。
アルツハイマー型認知症やレビー小体認知症などいくつかのタイプがあり、その症状も少しずつ違います。
ただ、「認知症」と思っても、単なる物忘れだったり、お薬による影響から同様の症状となっていたりすることもあります。なかには、その症状に重大な病気が隠されていることもあります。
気になった時には自分で判断せず、かかりつけ医や専門医を受診してみましょう。
「認知症」について学びました
「認知症」になっても、「その人」であることに変わりありません。
自分らしく生きたい、やりたいことの希望も持っています。
人の役に立ちたい、話を聴いてほしい、仲間が欲しいなどの思いは変わりません。
また、周囲の人にとって、困ったと思える徘徊やこだわりなどについても、必ず意味があります。
周囲の人の理解と対応が、認知症の人の生きづらさをサポートします。
みんなで支え合い、明るい人生を送れる社会になるといいですね。