大分県看護協会 会長挨拶

ごあいさつ
若葉が薫る季節になりました。新年度になり会員の皆様には新たな目標に向かって、益々ご活躍のことと存じます。
看護協会は2022年度も入会促進事業に取組み、会員数は過去最高の10,215人になりました。組織強化が図れましたことは、大変心強く皆様のご協力に感謝申し上げます。
さて、2023年度の協会運営は、地域の特性を生かし、2025年・2040年を見据えて複雑化・多様化する医療・看護のニーズに応え、看護の専門性を発揮できるための体制整備に取組んでまいります。
2023年度重点方針は、
1.全世代の健康を支える看護機能の強化
2.看護職のキャリア構築支援
3.看護職の働き方改革の推進
4.看護職の役割拡大の推進と人材育成
5.災害・新興感染症等の健康危機管理体制の構築
にいたしました。
2023年度は改正医療法に基づく災害支援ナース(災害・新興感染症対応)の養成研修が始まり、新たな災害支援ナースの体制構築に取組むことになります。南海トラフ巨大地震も警戒される状況であり、県行政と連携して会員施設への周知に努めます。
また、今年度は第8次医療計画の策定年です。看護職の声が反映され、働き方改革の推進、看護職の確保定着、看護の質の向上につながる医療計画となるよう積極的に参画いたします。
3年におよんだ新型コロナウイルス感染症は、5月8日から感染症分類が2類から5類に移行することが決定しました。今後も感染動向に注視して、感染防止対策を継続するとともに、2023年度大分県看護協会通常総会は、4年ぶりに看護研修会館で参集により開催することにいたしました。会員の皆様からのご意見・ご要望をお聞かせください。
2023年度の協会運営に引き続きのご支援、ご協力をお願いいたします。
2023年5月
