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2023年度会員数 10,191名
(2024年3月末現在)

2023年度会員数 10,191名(2024年3月末現在)

看護職をめざす方へ Q&A

看護師のこと、看護学校のことなど、気になるあれこれにお答えします。

看護の学校について

Q1
看護師に興味がありますが、どんな学校を選べばよいでしょうか?
A1

看護師の資格をとるためには、大学・短期大学・看護専門学校、高校5年一貫コースなどがあります。
大学は4年間、短期大学は3年間、看護専門学校は3年間と准看護師学校と進学コースで5年間、高校5年一貫コースは5年間など修業期間が異なります。そのため、教育内容は厚生労働省による基準が定められていますが、教育のスピードや教育方法などに違いがあります。
2022年度の厚生労働省の調査によると、入学数は6万2876人ですが、うち大学42.2%、3年課程の専門学校等42.1%、2年課程の専門学校等10%、5年一貫は5.7%でした。入学数は年々減少していますが、大学は2022年度で303校にもなり、新設校も増加している状況です。
また、大学でも単科大学、総合大学、その他看護師のみの資格取得できるところ、保健師が同時に取得できるところもあり、さまざまです。各学校のホームページやオープンキャンパスに参加してみることをお勧めします。
さらに、当協会では毎年大分県の大学・3年課程の看護学校が参加して「進路相談会」をオンライン開催しています。各学校の先生が学校紹介を行い、質問にお答えしています。大まかな学校概要を掴むことができ、進路に役立てることができています。
ぜひ、ご参加ください。
≫ 全国の看護学校はこちら

Q2
看護学校ではどんなことを学ぶのですか?
A2

看護職は人を理解し、命に向き合います。ですから、基礎分野の教育では人間性を磨くとともに、看護学の知識や技術演習をはじめ、「臨地実習」を行い、看護の実践力を養います。 また、大学、短期大学、看護学校などすべての学校で、厚生労働省が定める看護教育カリキュラムに基づいて学習が進められます。
主な教育内容は、基礎分野、専門基礎分野、専門分野Ⅰ、専門分野Ⅱ、統合分野に分かれます。専門分野では講義とともに臨地実習が行われます。
基礎分野:「科学的思考の基盤」「人間と生活・社会の理解」
専門基礎分野:「人体の構造と機能」「疾病の成り立ちと回復の促進」「健康支援と社会保障制度」
専門分野Ⅰ:「基礎看護学」
専門分野Ⅱ:「成人看護学」「老年看護学」「小児看護学」「母性看護学」「精神看護学」
統合分野:「在宅看護論」「看護の統合と実践」
1年次は講義中心の学習で、学年の後半から実習が入るようになり、最終学年では実習が中心になります。実習は病院以外に訪問看護ステーションや福祉施設などでも行われます。(日本看護協会資料より)

Q3
年間の学費はどのくらいでしょうか?奨学金はありますか?
A3

年間の学費は国公立の場合、大学・短期大学は60万~80万円台、看護専門学校は10万~50万円台が一般的です。私立の場合は、大学・短期大学が100万~200万円台、看護専門学校が20万~100万、高校5年一貫コースの場合は、50万~100万程度です。しかしながら、あくまでも一般的なもので、各学校で異なりますので、各学校のホームページや募集要項などで確認しましょう。
主な奨学金は、都道府県・市町村の看護師等修学資金や日本学生支援機構の奨学金のほか、学校や病院の修学資金もあります。奨学金の貸与額、貸与条件、返済方法はそれぞれの奨学金制度によって違います。学校独自の修学資金を受ける場合、条件として、関連医療施設への就職を前提としている学校もあるので事前に調べておきましょう。(日本看護協会資料より)

看護の仕事について

Q1
看護師の仕事に慣れるためにどのような支援がありますか。
A1

新人看護師や採用間もない看護師には、所属施設の研修プログラムに沿って指導が行われています。基本的には1年間決められた指導者が相談にのってくれたり指導を受けるなど、先輩看護師のサポートがあります。看護協会の新人研修もあります。

Q2
夜勤はどのような働き方ですか。
A2

24時間を2交代制と3交代制で勤務しています。夜勤は、昼間より少ない人数での勤務となりますが、経験年数などにより勤務体制を組んでいますのでチームで業務を行います。患者さんの状況により違いますが、仮眠や休憩時間も確保されています。

Q3
休日はどれくらいありますか。
A3

労働基準法では勤務時間の上限は、「1週間40時間、1日8時間」を超えない、休日は、「毎週1日の休みか、4週を通して4日以上」と定められています。この法律に基づき各事業所の就業規則によって取り決められていますが、週休2日や週1日の休みなど様々です。
また、決められた休日以外に、法律上定められた有給休暇や産前産後休暇などがあります。事業所によっては、年末年始休暇、夏季休暇、などの各種休暇を定めているところもあります。

Q4
看護師として働いて良かったところは何ですか。やりがいを教えてください。
A4

患者さんの一番近くで看護を行い、回復に向けてやその人の生き方に触れ寄り添うことを仕事として行えることです。
特に、チーム医療で患者さんを救うことができた時、患者さんから「ありがとう」「あなたでよかった」と言われた時、病気が治って退院していく時は、看護師としての喜びややりがいを感じます。

Q5
キャリアアップするための資格は何がありますか。
A5

看護師としてキャリアアップしていくためには、めざす方向性や専門分野においてさまざまな資格があります。具体的には、認定看護師、専門看護師、診療看護師(NP)、特定行為研修修了看護師などです。高い知識と技術をもって活躍しています。
それぞれに、実務経験などの取得要件がありますので確認が必要です。

Q6
看護師は病院以外のどんな所で働いていますか。
A6

医療、福祉、教育、産業分野など幅広い分野で活躍しています。
具体的には、訪問看護ステーション、健診センター、社会福祉施設(介護・障がいなど)、保育園、幼稚園、学校、一般企業などがあります。

その他

Q1
結婚したり子どもができてもずっと続けられますか?
A1

看護職の資格は一度取得すれば生涯有効です。少子高齢社会の中、看護師の社会的なニーズは高く、結婚や出産、その他の理由で仕事を離れても、再就職が可能です。
育児休業制度や育児のための短時間勤務制度、保育所を併設している事業所も増加しており、子育てしながらでも働き続けられる職場環境づくりが進んでいます。(日本看護協会資料より)

Q2
看護系の進路の相談はどこにしたらよいのでしょうか?
A2

大分県看護協会ナースセンターにご相談ください。進路に関するパンフレットなどもご準備しています。相談は対面、オンライン、電話、メールなど選択できます。一度下記までご連絡ください。

大分県ナースセンター TEL:097-574-7136
           Mail:nsgyoumu-c@oita-kango.com

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