セカンドレベル研修受講推進についてのお願い~各施設の看護管理者の皆様へ~
認定看護管理者教育運営委員会
平素より、認定看護管理者教育についてご支援いただきありがとうございます。
委員会では、大分県の認定看護管理者の育成や看護管理教育において、近年の多様な背景を持つ受講生の確保のために、現状調査をおこないました。
その結果は以下の通りです。
1)定員数の影響はあるが、ファーストレベルが定員以上の募集がある反面、セカンドレベルは定員に満たない状況が続いている。
2)多様な所属施設からの受講者がある一方で、所属施設の偏りも見られた。
3)受講生の年齢は、ファーストレベルとセカンドレベルの受講生の平均年齢は近値である。
4)受講費用については、施設からの支援での受講が増加しており、一部負担や自費は少数へと変化してきている。
5)受講状況としては、勤務扱いでの参加が多い。
6)職位については、ファーストレベルでは主任が一番多く、スタッフの割合も2割弱と増加してきている。
セカンドレベルは、看護師長が約7割を占め、副師長と主任で約2.5割強となっており、副師長相当の受講生が増加してきている。
今回は、ファーストレベル受講からセカンドレベル受講へのステップアップの期間については確認できていません。しかし、受講生からもファーストレベル受講からあまり期間を開けずにセカンドレベルにステップアップすることが、看護管理実践において効果的であるとの意見も聞かれました。
委員会では、各施設の看護管理者の皆様とともに、大分県の認定看護管理者教育に取り組んでまいります。今回の結果を是非参考に、今後の受講への動機づけ、そして、ファーストレベルからセカンドレベルへのステップアップは、期間を長く開けず、職位にこだわらず、受講を支援していただきたいと考えております。ぜひ、これからの認定看護管理者教育課程を受講する皆さんへの動機づけや支援に活用してください。よろしくお願いいたします。