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2025.11.29 看護職の方へ 2025年度 第48回大分県看護研究学会を開催しました

●日時

2025年11月22日(土)9:15~15:30

●会場

大分県看護研修会館

●テーマ

共生社会と看護の未来  ~多様性を尊重したケアの実践~

●参加者

225名(会場154名、ライブ配信71名)

開会(9:15~)

総合司会:菅原 真由美 学会運営委員会 副委員長
開会挨拶:玉井 保子  学会長

特別講演(9:30~11:00)

テーマ

世代を超えて、心をつなぐ看護へ

講師

愛媛大学医学部附属病院 総合臨床研修センター  助教 内藤 知佐子 氏

座長

岩本 祐一 学会運営委員会 委員長

「多様性=ダイバーシティとは何か。」という問いから始まり、現在の看護職に多く見られる4つの世代(Z世代、ベビーブーム世代、X世代、Y世代)の特徴を整理し、それぞれの世代が大切にしている価値観や行動傾向、コミュニケーションの取り方の違いについて紹介された。
世代間の「共通性」と「差異性」の両方に目を向けることで、互いの強みを活かし合う関係性が築かれる。そして、こうした理解を深めるための鍵となるのが「対話」である。「対話」は、相手の背景や価値観に耳を傾け、共感し、信頼関係を築くプロセスであり、世代を超えて心をつなぐ看護の実現には、こうした対話の積み重ねが欠かせない。(一部抜粋)
講演では、Z世代を含む多様な世代が共に働く看護の現場において、互いを理解し、協働していくための具体的なヒントや関わり方の工夫を、事例を交えながらお伝えいただいた。多様性を尊重したケアの実践に向けて、世代を超えたつながりを育む看護の未来を、参加者と共に考える貴重な時間となった。

示説発表(11:10~11:50) 12題

第Ⅳ群 急性期・慢性期看護

Ⅳ-1 大分三愛メディカルセンター     森山 千恵 
 -2 大分県立病院            陶山 昌希
 -3 新別府病院             吉良 眞奈美
 -4 大分岡病院             佐藤 和恵
 -5 大分医療センター          佐藤 晶子

第Ⅴ群 地域・在宅看護

Ⅴ-1 大分中村病院訪問 看護ステーション  水田 長兵

第Ⅵ群 看護管理・看護教育

Ⅵ-1 大分県立病院             橋内 憧子
 -2 杵築市立山香病院           石川 豊美
 -3 大分県立病院             工藤 渚
 -4 大分赤十字病院            米田 若加菜
 -5 竹田医師会病院            舞草 綾
 -6 大場整形外科             小原 優希

ランチョンセミナー(12:05~12:45)

テーマ

アルツハイマー型認知症に伴うBPSD診療における病態

講師

大塚製薬(株)九州第1支店 学術課 塚本 早智子 氏

座長

大分赤十字病院 生野 秀子 氏

口演発表(13:00~15:25)13題

第Ⅰ群 ヘルスプロモーション・看護教育
座長 大分大学医学部附属病院 油布 由美 氏

Ⅰ-1 大分県立病院            吉岡 由紀
 -2 九州大学病院別府病院        小野 歩惟
 -3 豊後大野市民病院          佐藤 笑美
 -4 杵築市立山香病院          猪下 郁美
 -5 玄々堂高田病院           髙松 明日咲

第Ⅱ群 急性期・慢性期看護
座長 天心堂へつぎ病院 野田 眞由美 氏

Ⅱ-1 大分大学医学部附属病院       松本 鈴子
 -2 津久見中央病院           中村 典子
 -3 大分赤十字病院           渡邉 瑠華
 -4 聖陵岩里病院            藤原 加奈

第Ⅲ群 地域・在宅看護
座長 大分県北部保健所 内田 弘子 氏

Ⅲ-1 宇佐高田医師会病院         平川 祐子
 -2 大分県東部保健所国東保健部     吉原 喬樹
 -3 けいわ訪問看護ステーション大分   平松 恵子
 -4 大分県西部保健所          大前 雛乃

閉会 (15:30)

アンケート自由記載(一部抜粋)

  • 多様性を意識した教育にいかすヒントがえられ、大変有意義な時間だった。
  • 色んな世代と共に働く上でのポイントについてとても楽しく学べました。
  • 世代間ギャップのある中での人材育成について、スタッフ間の多様性を認めるあり方を考えることができました。管理期の人材育成も非常に重要と感じています。
  • 認知症という大きな課題に対する基本的な知識やサポート体制を学ぶことができました。
  • どの演題も内容が素晴らしく、あらゆる施設で様々な取り組みがされていることを知ることができ、勉強になりました。
  • 自分の病院や他病院の取り組みや看護実践を知るいい機会になった。
  • 会場参加できなかったことが悔やまれますが、特別講演ではライブ会場も一緒に映してくださったので、自分も一体感が持てたことがうれしかったです。ご配慮ありがとうございました。

後記
特別講演では、講師の方が会場の参加者と語り合いながら進める場面もあり、好評であった。
今年度は演題数が25題となり、昨年同様1日開催とした。昨年度の評価より、示説会場を2会場に分散し、グッドプレゼンテーション賞の投票方法をオンラインで実施した。会場準備、オンラインでの機材の準備等、事前の確認やリハーサルにより、大きなトラブルなく進めることができた。口演、示説とも活発な質疑応答が行われた。また特別講演、ランチョンセミナーも好評で、活気が感じられた学会であった。
ご参加いただいた皆様に感謝申し上げます。

なお、優秀発表賞は
聖陵岩里病院 藤原 加奈氏
診療看護師による重度褥瘡患者への看護実践
~陰圧閉鎖療法を含む局所治療に着目して~

またグッドプレゼンテーション賞は
大分三愛メディカルセンター 森山 千恵氏
多職種との協働によるPFM導入における入院支援看護師の役割
竹田医師会病院 舞草 綾氏
A病棟の心理的安全性と看護業務効率改善への取り組み
に決定致しました。

3名の方については、2026年度大分県看護協会通常総会にて表彰いたします。